2009/01/29

バーべキュー


ブルーがバーベキューをするっていうんで、前日からお肉を漬け込んだりなんだりしてみんなで準備した。ブルー以外の人が、だけど。
で、夜ブルーのバンガローに行った。朝から漬け込んであるお肉を焼く。ビーフなんだけど、ブルーが安いからっていって買ってきたから、おいしいかどうかわかんない。もしかしたら、ビーフでも水牛かなんかじゃないの?
で、実際に食べてみると・・・いやこれは・・・ニカラグアで食べてためちゃくちゃ安いお肉みたい。噛み切れないし、もちろん飲み込めない。
うぅーーーん。これはビーチサンダルですか?
Wolleがいくつかの違う部分を切って口に入れてたけど、どれも硬すぎてダメ。
ブルーも自分で一口食べて、「ダメだな、やっぱり。」って。
想像してたんだったら買うなー。

仕方がないからって言うんで、ブルーがほかのお肉を冷凍庫から出してきた。
お肉以外に、ポテトサラダとトマトサラダも用意してあったので、急に中止なんていわれても困るから、ちょっとほっとしたよ。
でもこのお肉は柔らかいの??
一緒にいたHeindrichはシェフなので、お肉を触ってみたりしてる。
たたいてみれば??って提案すると、それはいい考えだってことでたたいてから焼いてみた。
お、今度は結構いけるかも。
タイの独特の漬け方だけど、結構おいしい。

と、急にブルーがバスルームに走っていって、吐き始めた。
どうしたの??
何か変なもの食べたの??何食べたの??
そんなこと聞けないくらいの勢いで、吐いてる。


Wolleが水を持っていくと、飲み込んだお肉がそのままのどに引っかかってるらしい。いや、のどっていうよりも食道のどこか。結構大きいお肉みたいで・・・。

ブルーはしばらくがんばって吐き出そうとしてたけど、無理みたい。何も飲み込めないし、出ても来ない。
仕方がないので私たちは病院に行くことにする。

でもここでも問題が。。。。
クリニックと病院に両方とも今晩お医者さんがいない。
ナースは「息ができてるから大丈夫」
なんて言ってるし。

結局、その晩様子を見て、どうにもならなかったら翌日プーケットの病院に行くことに・・・。

ブルーは苦しそうだし、バーベキューは中止だし。

翌日、私たちが昼前に電話すると、ブルーはすでにプーケットの病院にいた。
夕方まで連絡がないから、「入院って言われたんじゃないの??」なんて冗談を言ってたら、暗くなるころに電話が来た。
「今手術が終わって、まだ麻酔が効いてる」って。
本当に手術してたんだ。
結局はのどの中を切って、お肉を取り出したらしい。

保険に入ってないブルーにとっては、びっくりするくらいの治療費がかかったらしい。

ブルーがのどを詰まらせて死んじゃわなくてよかった。
でもどうして、しょっちゅうこんなに人騒がせなんだろう・・・。

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