2009/01/15

移動するレストラン

タイの町では頻繁に地元の食べ物を食べる屋台が見つかる。
私が見てる限り、タイ人の人たちは小分けに食事をするみたいで、しょっちゅうおやつみたいなものや果物を口にしている。

そりゃそれが食文化なんだから当たり前なんだけど、そんな軽食が、またすぐ手に入るようになってる。バイクに屋台がくっついて、そんな軽食やさんが移動してることもよくある。
バイクはゆっくりゆっくり走りながら、パフーーー、パフーーーーって昔日本でもよく聞いていたような音を立ててそこらを走る。
もちろんこれはピピにはないんだけど。

で、少し遠くからでも「ピー、カー」なんて呼ぶと、目の前まで来てくれる。
この移動屋台がすごい。

バイクの横についている大型のリヤカーみたいなものには、すでに火が起こしてある炭も乗っていれば、ガスのタンクも乗っていて、揚げ物すらしてくれる。
グリーンパパイヤのサラダ、ソムタムなんかも作ってくれる。
まさに、移動する屋台、あるいはレストランだ。付いてないのはテーブルといす。食器だけ。
あ、それがないと屋台っていえないのかな。

しっかりタイ人向けの味なので、よっぽど気をつけて頼まないと、とんでもなく辛いものが出てきて、火を噴くことになるけど、たいていはすごく美味しくて、すごく安い。
串ものは1本5Bとか。5Bって15円くらいかな。

ピピではバイクが使えないのでここまで大げさな異動屋台はない。
その代わりに、通りの各角で似たようなスナック類を見つけることができる。昼間はいなくて、夜になると出現するところを見ると、その屋台だって実は移動式なんだろう。

でもなんて言ったって、美味しいんだから移動しようがしまいがかまわない。
小腹がすいたときにちょっとだけ。
結構このシステム気に入ってる。

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