先月、いとこがここドイツに遊びに来たときに、Wolleの両親へのお土産にあられ、おせんべの詰め合わせを持ってきてくれた。
彼がWolleのママに渡したときには、「まぁ、ありがとう。時間のあるとき一緒に食べましょうね」なんていう話だった。
でも、実際に彼が滞在したのは2週間。
あれやこれや、どこやそこや、したり行ったりしているうちに、2週間はあっという間に過ぎ、一緒におせんべをつまむ時間はなかった。
が、最近になって。
Wolleの両親のキッチンへなんだったか足りないものをもらいに行ったとき。
Wolleのママは口の中で何かをコロコロしながら話をしてる。
キャンディ??
まぁ、どうでもいいことだから、そのまま話をしていた。
ところが・・・・。
話が終わったころに、あられのにおいが・・・。
あぁ。なるほど。Wolleのママは口に硬めのあられを入れていたんだ。
おそらく、ヨーロッパでいうクッキーみたいなものだよ、と、あえて言わなかったせいかもしれないが、最初からかりかり噛み砕かないで、ちょっとの間、おしょうゆ味を口の中で味わっていたようだ。
しかも、あられの中でも、いわゆる「げんこつ」といわれるような固めのものも入っていただろうから、なおさらだと思う。
そして数日後。
「Yasko、Shuheiが持ってきてくれたお菓子、いいわね。」と。
おせんべ、あられが、それが辞令であれ、「いいわね」といってもらえるのはうれしいこと。
だけど、その後の会話がちょっとおもしろかった。
- Aber, was ist eine kleine Tüte im Sack? (でも、袋に入っていた小さな袋はなに?)
- ?? Eine kleine Tüte?? Wie?(??小さな袋?どんな?)
- Ja, Eine kleine... Was is das?? Wie so・・・. Etwas Sußigkeit??(そう、ちっちゃな袋。こんな・・・《指で大きさを作りながら》 あれはなに?何かお菓子かしら??)
・・・・?
あられの中にお菓子の袋?
そんなわけないでしょ。
数回ああでもないこうでもない、とやり取りした挙句、やっと気がついた。
除湿剤だ。
ああ! そ~か~。
日本では一般に気候として湿度が高いから、とにかくなんにでもかんにでも除湿剤というものが入っている。特にしけってしまってはおいしくないお菓子類には必ず。
でも、ここドイツでは年間通してそれほど湿度というものがないから、除湿剤が何かに入っているということが、ほぼ皆無に近い。
そんなもの、見たことがないんだ。
- Du! Du kanst nicht es essen! (ねぇ! それ、食べちゃダメだよ!)
- Was ist das dann?? (じゃぁ、一体なんなの?)
- Das is ......mmmmm...wie kann ich erklaerlen?? Das ist eine Tüte die Feucht nehmen. Du kanst es nicht essen.
(それ・・・mmmm・・・なんていうの?湿度をとるためのものだよ。食べられないから。)
- Also.... (ああ、そうなの)
なんとなく腑に落ちなさそうなWolleのママ。
顔はまさに「どうして食べられないものが入っているの?」と言わんばかり。
そうですよね。
お菓子としてもらったものに、食べられないものが入っているのはおかしい気もする。
でも!
これは普通なんです日本では。
気候というものは、文化や習慣に影響するということくらいわかってる。
だけど、それがお互いに理解不可能で、食べちゃいけないものが食べちゃいけないんだということが理解できない、とまではそれほど意識してない。
日本だったら「除湿剤は食べちゃダメ」って、3歳くらいのころにはわかってる。だけど、ここでは違うんです。
だって、そんなもの見たことないから。
きっと私も、ここで妙な質問をしてるはず。
これって、食べられるの??
これって? あれって?
除湿剤がお菓子の袋に入っていることなんて、私たちにとっては当たり前のことだから、実際にそれが目に入っていても意識してない。
これが「湿度が高い」という日本・・・あるいは、アジア・・・の風土から来るものだ、なんていちいち考えてみることなんてない。
でも、これって、まさに風土とか、文化とかいうものなんだろうなぁ。
あ、そういえば、もちろんクローゼットにも除湿剤は入ってません。
mmm・・・・そんなものがここで手に入るんだろうか・・・?
彼がWolleのママに渡したときには、「まぁ、ありがとう。時間のあるとき一緒に食べましょうね」なんていう話だった。
でも、実際に彼が滞在したのは2週間。
あれやこれや、どこやそこや、したり行ったりしているうちに、2週間はあっという間に過ぎ、一緒におせんべをつまむ時間はなかった。
が、最近になって。
Wolleの両親のキッチンへなんだったか足りないものをもらいに行ったとき。
Wolleのママは口の中で何かをコロコロしながら話をしてる。
キャンディ??
まぁ、どうでもいいことだから、そのまま話をしていた。
ところが・・・・。
話が終わったころに、あられのにおいが・・・。
あぁ。なるほど。Wolleのママは口に硬めのあられを入れていたんだ。
おそらく、ヨーロッパでいうクッキーみたいなものだよ、と、あえて言わなかったせいかもしれないが、最初からかりかり噛み砕かないで、ちょっとの間、おしょうゆ味を口の中で味わっていたようだ。
しかも、あられの中でも、いわゆる「げんこつ」といわれるような固めのものも入っていただろうから、なおさらだと思う。
そして数日後。
「Yasko、Shuheiが持ってきてくれたお菓子、いいわね。」と。
おせんべ、あられが、それが辞令であれ、「いいわね」といってもらえるのはうれしいこと。
だけど、その後の会話がちょっとおもしろかった。
- Aber, was ist eine kleine Tüte im Sack? (でも、袋に入っていた小さな袋はなに?)
- ?? Eine kleine Tüte?? Wie?(??小さな袋?どんな?)
- Ja, Eine kleine... Was is das?? Wie so・・・. Etwas Sußigkeit??(そう、ちっちゃな袋。こんな・・・《指で大きさを作りながら》 あれはなに?何かお菓子かしら??)
・・・・?
あられの中にお菓子の袋?
そんなわけないでしょ。
数回ああでもないこうでもない、とやり取りした挙句、やっと気がついた。
除湿剤だ。
ああ! そ~か~。
日本では一般に気候として湿度が高いから、とにかくなんにでもかんにでも除湿剤というものが入っている。特にしけってしまってはおいしくないお菓子類には必ず。
でも、ここドイツでは年間通してそれほど湿度というものがないから、除湿剤が何かに入っているということが、ほぼ皆無に近い。
そんなもの、見たことがないんだ。
- Du! Du kanst nicht es essen! (ねぇ! それ、食べちゃダメだよ!)
- Was ist das dann?? (じゃぁ、一体なんなの?)
- Das is ......mmmmm...wie kann ich erklaerlen?? Das ist eine Tüte die Feucht nehmen. Du kanst es nicht essen.
(それ・・・mmmm・・・なんていうの?湿度をとるためのものだよ。食べられないから。)
- Also.... (ああ、そうなの)
なんとなく腑に落ちなさそうなWolleのママ。
顔はまさに「どうして食べられないものが入っているの?」と言わんばかり。
そうですよね。
お菓子としてもらったものに、食べられないものが入っているのはおかしい気もする。
でも!
これは普通なんです日本では。
気候というものは、文化や習慣に影響するということくらいわかってる。
だけど、それがお互いに理解不可能で、食べちゃいけないものが食べちゃいけないんだということが理解できない、とまではそれほど意識してない。
日本だったら「除湿剤は食べちゃダメ」って、3歳くらいのころにはわかってる。だけど、ここでは違うんです。
だって、そんなもの見たことないから。
きっと私も、ここで妙な質問をしてるはず。
これって、食べられるの??
これって? あれって?
除湿剤がお菓子の袋に入っていることなんて、私たちにとっては当たり前のことだから、実際にそれが目に入っていても意識してない。
これが「湿度が高い」という日本・・・あるいは、アジア・・・の風土から来るものだ、なんていちいち考えてみることなんてない。
でも、これって、まさに風土とか、文化とかいうものなんだろうなぁ。
あ、そういえば、もちろんクローゼットにも除湿剤は入ってません。
mmm・・・・そんなものがここで手に入るんだろうか・・・?
0 件のコメント:
コメントを投稿