2009/05/30

台北 その3 マッサージ

やっぱり台湾といえば楽しみの一つにマッサージが入る。
足の裏のマッサージや、マッサージャーが天井近くの竹の棒に摑まって全身に体重をかけていくマッサージ・・・これのことを一般には台湾マッサージっていうのかなぁ・・・。

実は私はどちらも苦手。全身を踏まれて呼吸ができなくて、途中でマーっサージを放棄したこともある。足裏は、翌日になるとすねのつぼに痣ができるという始末。
それでも、足裏のマッサージは弱くもんでもらえばすごく気持ちがいい。

と、いうことで4日のうち3日、マッサージショップに通った。通ったって言っても毎回違うお店だったけど。

通りをぶらぶらしてると、とにかくどこにでもマッサージのお店はある。でも大抵は日本語のメニューも出ていて、日本人観光客にマッサージがどれほどの人気があるかを語ってる。

2日目に入ったお店。
たまたま歩き回っていた辺りが日本人の多い地域だったみたい。日本食の店も沢山あるし、看板も日本語が多い。
中山北路一段と南京東路一段の交差点近くの天津街というとおりの間。天津街と中山北路一段の間にある。
このお兄さんはちょっと話すだけだと日本人??って思うような自然な日本語を話す。取ってつけたような日本語を聞きなれ始めていたせいか、それほど流暢に話ができるわけでもないのにすごく流暢に聞こえた。
http://www.foot.idv.tw/chan/long.htm

足裏マッサージ1000元/hも一般的な値段。
弱めにしてね、っていうリクエストもちゃんと守ってくれた。
実はこの「弱めでお願い」っていうのが、力のコントロールが難しいみたいで、大抵ははじめ弱くてもだんだん強くなる。でもこのお兄さんは最初から最後まで一定の、弱めのマッサージをしてくれた。


3日目。
チェックアウトするまでにマッサージをしようということで、急いで出かけた。
何もリラックスするために急がなくてもいいのに・・・、と思う。でも、っていうことはそれくらい気持ちがいいってことだ。
初日に出かけた行天宮近くにマッサージショップが並んでいるのを見かけた。そこに行こう。
行天宮の交差点の反対側に4,5軒。入り口に書かれているメニューを見ながら選ぶ。あんまり強引に呼び込みをされるとなんとなく逆に入りづらいのはどんな人間心理なんだ。
とにかく私たちは歩いている私たちに一番興味を示さなかった店に入った。
入ってみて納得。一応メニューは日本語のものも用意されているけれど、スタッフがだ~れも日本語も英語も話さない。
コミュニケーションは筆談ですすむ。う~ん。やっぱりこの方が簡単な気がする。「我」とか「請」とか必要最低限の中国語の字を知っていればスムーズにすすむんだ。
2日目のさっき書いたお店でもそうだったけど、ソファの前に備え付けの足浴用洗面台みたいなのがついていて、その中には薬草みたいなものが入った袋が浮かんでる。足浴をしている間に肩と首のマッサージ、そしてお茶がついてくる。
このお茶が甘苦くておいしい。
どんなお茶なのか聞いてみると「中薬茶」という答え。聞いたことないなぁ、って、当たり前。よく聞いてみると普通のお茶じゃなくて「養生茶」という類のものらしく、お茶屋さんでは売ってないらしい。

ここのお姉さんも弱めにマッサージしてくれた。


そうそう。
マッサージとは少し違うんだけど、このマッサージショップの近くの地下道に占い横丁なるところがある。地下道の両端に占いをしてくれるお店が並んでる。
で、その占い屋さんの列を結ぶ地下道の部分に、おばちゃんが何人か座ってる。
産毛取りの専門のおばちゃんたち。
う~ん。いいか悪いかわからないけど、そんなのしたことないからしてみようか。
顔にお粉をはたいて、よじった糸を使って顔中の産毛を抜く。糸の片端はおばちゃんがくわえ、もう片端を手に持って、間の糸はねじられている。そのねじれを使って産毛をはさんでいる様子。
ちょっと太目の産毛を抜くときにははっきりと抜かれている感触がある。時々痛い。
でも終わった後ははっきり前と違う。ほっぺなんかもするりんとしてる。
この産毛取りは夜市でも見た。台湾人の人たちがみんなこれをしているとは思えないけど、かみそりで剃るよりも、こっちのほうが好き、っていう人はいるだろうなぁ。

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