2009/05/30

台北 その4 故宮博物院・夜市

私が10年前くらいに台湾に来たときの印象は、一番面白いのはやっぱり台北かな、ということ。そしてその中でも印象的だったのが故宮博物院と夜市。

故宮博物院は、博物館・美術館等にあまり興味のない私が丸一日楽しむことができた。エアコンがすごく利いていた記憶もある。
今回行ったときは、前のときよりも人が多かった気がする。にぎやかだった気もする。そう。一般に博物院なんていうとし~んとした冷たい雰囲気があるところが多いけど、ここは観光客が多いせいか、団体が多いせいかずいぶんとにぎやか。
解説を聞くヘッドフォンをしたまましゃべる人が多いので、自然声も大きくなる。





今回楽しみだったのがやっぱり夜市。
1日目。一番にぎやかな夜市と言われている支林夜市に出かけた。
到着してびっくり。人がいるわ、いるわ。
一番にぎやかって言われてるんだから、そんなこと当たり前なんだけど。しかも若い子がすごく多い。両親くらいの年齢の人なんてほとんどいない。

それほど広くない通りの両端に屋台のような店がずらりと並ぶ。もちろん小売店の前には出店はないから、出店だけで固まっている区域ができる。当然なのか、そうじゃないのか、そこが一番混み合っていて数歩すすむのも大変。
母なんか、迷子になっては大変、と私の手を握り締めたまますすむ。そんな雑踏の中で手をつないでいたら歩きにくいことこの上ないけれど、本当に迷子になっちゃったら本当に大変なことになりそうなので、私も母の手をしっかり握る。

市場と言っても、広場を使っているわけじゃない。その区域全体をそう呼ぶだけなんだと思う。通りもまっすぐなわけではなく、曲がっているので自分がどっちを向いているのかよくわからなくなる。何回か通りを曲がっているうちに、自分がどっちにすすんでるのかなんてどうでもよくなってきた。


とにかくあっちこっちにおいしそうなものが山になってる。
餃子。肉まん。お茶。果物。カキ氷。
私たちはひとつのものを沢山食べないように気をつけて食べた。だって、違う種類のもの沢山食べたい。
それでも、そう何種類も食べないうちにおなかはいっぱいになってくる。
最後は、どうしても食べたいけど今は無理、ってことでホテルに持ち帰った。


もう1日、夜市に行った。
今度は饒河街観光夜市というところ。何度がんばっても、名前を覚えきることができない。
私たち3人にとって、こっちの夜市のほうが支林夜市よりも気に入った。たぶん・・・食べ物の出店がこっちのほうが多い気がするから・・・?


ここではやっと、杏仁豆腐を見つけた。どこに行ってもこれがなかなか見つからなくて、実は探してた。
ここでは金魚屋さんもある。ってことは、ここにくればいつでも金魚すくいができるってことだ。売ってるだけじゃない。
一口で食べられそうな餃子。ほかに胡椒餅なんていうのもある。店の前でおばちゃんが握っているのを焼いてすぐに食べられるんだから、ゼイタク。

前日のお昼に食べた小龍包がおいしくて、探していたらあった。
常設に近いような形のお店だ。でも通りで蒸篭が湯気を立てている。私たちの中で小龍包はすごく人気で、数日の間に3回も食べた。いつも違うところでだけど。これはそのうちの一回。

台北の3大お楽しみのひとつ夜市は、おなかいっぱい、持ち帰りいっぱいで終わった。
これだけの楽しみのために、また台北に来てもいいなぁ、と思うくらいおいしい。

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