2009/05/06

髪のコンディショナー

うちのひと達は髪の毛を私の作った石けんで洗っている。

髪を石けんで洗うというのを初めて聞く人にはゾッとするかもしれない。きっとみんな、一度は普通の石けんで髪を洗った経験があるんじゃないかと思う。
シャンプーが切れてて、とか、違いを知らないで小さなころに・・・、とか。

私の髪を切ってくれるお姉さんにも、初めて話をしたときにどんなシャンプーを使っているのか聞かれ、「石けん」と答えたときに「えぇぇっっ!!??」って言われた。

でも、石けんに入っている保湿成分のせいか、私の石けんで髪を洗っても何も問題はない。むしろ、あの私の嫌いなすすいだ後にも残るねちょねちょ感がなくてさっぱりしている。キシキシもしない。ばさばさにもならない。

今私の髪は短いので石けんで洗うだけで十分。
ただ、髪が長かったころはコンディショナーを使っていた。長い髪をさらさらにするのに、お酢のコンディショナーを作っている。
「お酢」ってきくと、それを髪につけるなんて、と、これまたぎょっとするかもしれない。でも、匂いが残るわけでもなく、もちろん痛んだりしない。

母は髪が短いけれど、常にそのコンディショナーを使っている。
髪が柔らかくなるので、すっきりまとまるらしい。

コンディショナーを作るといってもいたって簡単。お酢にドライハーブを漬け込むだけ。それが2週間もすればお酢のにおいもマイルドになり、ただのお酢よりも使ったときに鼻につく匂いが減る。しかもそれをなお長いことつけていればよりマイルドになる、と。それだけのことだ。
それにグリセリンを加えるというのも聞いたことあるけど、そうしたらさらに髪のボリュームが少なく見えるような気がしてうちでは入れてない。

聞く話によると、弱アルカリ性に出来上がる石けんの残りかすを、酢酸で中性にしているとのこと。髪もさらさらになるのはどういうわけかわからないけど、本当に効果があるのは髪の根っこの部分らしい。そこに石けんのすすぎ残りなんかがあると、髪によくないとか・・・。

使い方もいたって簡単。
洗面器1杯のお湯にお猪口で2,3杯分のコンディショナーを入れて混ぜ、髪をすすぐ。それからまたお湯で髪をすすぐ。


そんなこんなで、石けんを作るようになってから、お風呂場に乱立するボトルがなくなってすっきりしていていい。

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